ほこ‐さき【矛先/鉾先/鋒】
1 矛の切っ先。 2 攻撃。また、攻撃の方向。「非難の—を転じる」「批評の—が鈍る」
ほこ‐すぎ【矛杉/鉾杉】
矛の形のように、まっすぐ伸びた杉。「何時の間も神(かむ)さびけるか香具山の—が末(うれ)にこけ生(む)すまでに」〈万・二五九〉
ほこ‐だし【矛出し/鉾出し】
城壁などに、矛を突き出すために設けた穴。
ほこ‐だし【矛山車/鉾山車】
屋台の上に矛を飾り立てた山車。ほこ。
ほこ‐ぶすま【矛襖/鋒襖】
敵に向かって、矛先をすきまなく並べて構えること。「鏃(やじり)を揃へ、—を作って攻め上る」〈浄・振袖始〉
ほこ‐へん【矛偏】
漢字の偏の一。「矜」などの「矛」の称。
ほこ‐ゆけ【矛行け/弄槍】
矛をあやつって突くこと。「—矢刺して追ひ入るる時」〈記・中〉
ぼう‐げき【矛戟】
《「矛」は長柄のほこ、「戟」は矛にかぎ形の刃をつけたほこ》ほこ。「万死を—の下に免るることを得たり」〈東海散士・佳人之奇遇〉
ポリシー‐ミックス【policy mix】
経済成長と安定、国際収支改善など複数の目標を同時に実現するために、財政・金融政策など、経済政策手段を組み合わせ一体化運営をすること。相互に衝突あるいは矛盾することが多いいくつかの政策を一体化して...
まい‐ぎり【舞錐】
1 先端が三叉(みつまた)で矛(ほこ)状の錐。酒樽に飲み口の穴をあけるときなどに用いる。回し錐。轆轤(ろくろ)錐。 2 錐の柄に横板をゆるく取り付け、その両端に、柄の上部を通したひもを結びつけた...