かいすい‐せっけん【海水石鹸】
海水などの硬水中でも使える特殊な石鹸。低級脂肪酸のナトリウム塩が主成分。
かい‐せき【怪石】
形の変わった石。「奇岩—」
かい‐せき【懐石】
《温石(おんじゃく)を懐(ふところ)に抱いて腹を温めるのと同じ程度に、腹中を温め一時の空腹をしのぐものの意》茶の湯の席で、茶をすすめる前に出す簡単な手料理。一汁三菜が一般的。茶懐石。懐石料理。
かいせき‐りょうり【会席料理】
江戸時代以降に発達した酒宴向きの料理。本膳料理と懐石が変化・発達したもので、現在では日本料理の主流となっている。
かいせき‐りょうり【懐石料理】
「懐石」に同じ。
かい‐ぜん【塊然】
[ト・タル][文][形動タリ]孤立しているさま。また、不動であるさま。「枯野の広きに—として横たわる石」〈紅葉・金色夜叉〉
かい‐たん【塊炭】
大きなかたまりの石炭。直径4センチ以上のものをいう。
かいだん‐せき【戒壇石】
律宗・禅宗などの寺院の前に立てた石標。寺院全体を戒壇と見立てたもの。多くは「不許葷酒入山門(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)」の句を刻む。結界石。
かい‐ちょう【快暢】
[名・形動]調子がよく、のびのびしていること。また、そのさま。「どんなに—な脳髄の人でも」〈漱石・文学評論〉
かい‐ちょうせき【灰長石】
斜長石の一。カルシウムに富み、白色または灰白色で、半透明の柱状結晶。三斜晶系。玄武岩・斑糲岩(はんれいがん)中などに多い。アノーサイト。