いいがい‐な・し【言ひ甲斐無し】
[形ク] 1 とりたてて言うだけの値打ちがない。つまらない。「すべては礼儀を知らず、格式をわきまへざるは—・し」〈沙石集・一〇〉 2 ふがいない。いくじがない。「—・き味方の奴ばら」〈浄・太功記...
いい‐こ・す【言(い)越す】
[動サ五(四)]言ってよこす。言ってくる。「かねて—・した其夫(おっと)は」〈漱石・こゝろ〉
いい‐そそく・れる【言いそそくれる】
[動ラ下一][文]いひそそく・る[ラ下二]言いそびれる。「何遍白状しようと覚悟したか知れんが、—・れて」〈上司・石川五右衛門の生立〉
いい‐はな・す【言(い)放す】
[動サ五(四)]「言い放つ」に同じ。「『今夜は已(や)めだ』と—・した儘(まま)、代助は外へ出た」〈漱石・それから〉
いい‐やぶ・る【言(い)破る】
[動ラ五(四)] 1 議論で相手を屈服させる。言い負かす。「論敵を—・る」 2 はっきりと言いきる。断言する。「簡潔にすぱすぱと—・って呉れる」〈漱石・彼岸過迄〉
いい‐わ・ぶ【言ひ侘ぶ】
[動バ上二]言いにくがる。言いわずらう。「そそのかせど、娘はさらに聞かず。…—・びて入道ぞ書く」〈源・明石〉
言(い)うまでもな・い
あれこれ言う必要のないほどわかりきったことである。もちろんである。「漱石が明治の文豪であることは—・いことだ」
イェケパ【Yekepa】
リベリア北東部の町。内陸部のニンバ山にある鉄鉱石採掘のために建設。米国とスウェーデン資本による鉄鉱会社が開発を進め、大西洋岸の港町ブキャナンとの間に鉄道が敷設された。リベリア内戦で大きな被害を受...
イェリバーレ【Gällivare】
スウェーデン北部、ノールランド地方の鉱山都市。19世紀後半、鉄や銅の採掘が始まり急速に発展。ボスニア湾岸のルーレオ、ノルウェーのナルビクと鉄道で結ばれ、鉱石が輸出される。18世紀建造の木造の教会...
イェリング‐ふんぼぐん【イェリング墳墓群】
《Jelling》デンマーク、ユトランド半島中部の町イェリングにある墳墓群。墳墓の間には二つの石碑が建っており、デンマークの初代国王ゴーム王とその妃について、また、その子であるハーラル王が国民と...