さ‐のう【砂嚢】
1 砂を入れた袋。すなぶくろ。 2 鳥類の胃で、前胃の後ろにある部分。胃壁は厚く、内部には飲み込んだ砂礫(されき)があり、食物を砕く。すなぎも。すなぶくろ。 3 ⇒砂瓤(さじょう)
心気(しんき)を砕(くだ)・く
いろいろと気を遣う。たいそう心配する。気を砕く。
すこ‐たん
1 「すかたん2」に同じ。「あの唄は人のうたふのは皆—だの」〈滑・浮世床・二〉 2 頭をぞんざいにいう語。どたま。「こみづぬかすが最期、—張り砕くのぢゃ」〈伎・韓人漢文〉
すり‐くだ・く【擂り砕く/磨り砕く】
[動カ五(四)]すって小さく砕く。すりつぶす。「アワを—・いて小鳥に与える」
すり‐つぶ・す【磨り潰す/擂り潰す】
[動サ五(四)] 1 すって細かく砕く。すって原形をなくする。「大豆を—・す」 2 財産をなくす。財産を使い果たす。「道楽して身代を—・す」
す・る【擦る/摩る/磨る】
[動ラ五(四)] 1 物に、他の物を強く触れ合わせて動かす。こする。「マッチを—・る」 2 物の表面に他の物を押し付けて繰り返し動かす。「やすりで—・って仕上げる」「墨を—・る」 3 賭事(か...
せん‐ばん【千万】
[名](多く副詞的に用いる) 1 さまざま。いろいろ。はなはだ。まったく。「—心を砕く」「—かたじけない」「返事に堪へかねて、思案すること—なり」〈仮・伊曽保・上〉 2 万が一にも。万一。「是...
そさい‐き【咀砕機】
石炭・鉱石などのかたまりを二つの歯の間にはさんで大まかに砕く機械。ジョークラッシャー。
そしゃく‐き【咀嚼器】
食物をかみ砕くことに関与する器官。
た‐おこし【田起(こ)し】
収穫後や稲を植える前の乾いた田の土を掘り起こし、細かく砕く作業。田打ち。