らいはい‐どう【礼拝堂】
「礼堂(らいどう)」に同じ。→れいはいどう(礼拝堂)
らい‐ばん【礼盤】
本尊の前で導師が礼拝し誦経(ずきょう)するための高座。須弥壇(しゅみだん)の正面にあり、前に経机、左に柄香炉(えごうろ)、右に磬(きん)を置く。
らい‐ふく【礼服】
即位礼・大嘗会(だいじょうえ)・元日の節会(せちえ)などの大儀に着用した礼装。大宝の衣服令により、隋・唐の制に倣い制定。皇太子・皇族、五位以上の諸臣・内命婦(ないみょうぶ)が着用し、位階により区...
れい【礼】
1 社会秩序を保ち、人間関係を円滑に維持するために守るべき、社会生活上の規範。礼儀作法・制度など。「—にかなったやり方」「—を失する」「—を尽くす」 2 敬意を表すために頭を下げること。おじぎ。...
れい【礼〔禮〕】
[音]レイ(漢) ライ(呉) [訓]いや うや [学習漢字]3年 〈レイ〉 1 社会生活上守るべき行動の形式。規範となる作法。また、儀式・制度など。「礼楽・礼儀・礼節・礼服・礼法/儀礼・虚礼・...
れい‐い【礼意】
1 礼を尽くそうとする気持ち。敬意。「—を表す」 2 礼の精神。
れい‐おうぎ【礼扇】
年始その他の祝儀に配る安物の扇子。「出家は—あつらへ」〈浮・一代女・五〉
れい‐がえし【礼返し】
他から受けた礼に対してお返しをすること。また、その行為や金品。返礼。
れい‐がく【礼楽】
礼節と音楽。社会秩序を定める礼と、人心を感化する楽。中国で、古くから儒家によって尊重された。転じて、文化。
礼楽刑政(れいがくけいせい)其(そ)の極(きょく)は一(いつ)なり
《「礼記」楽記から》礼節も音楽も刑罰も政治も、その目的とするところは秩序ある社会を作るという一事である。