カタコンブ【(フランス)catacombes】
初期キリスト教徒の地下墓所。キリスト教が迫害された当時は礼拝所として使用された。天井や壁には壁画や碑文が残されている。ローマ市に遺跡が残る。カタコンベ。
かつ【割】
[音]カツ(漢) [訓]わる わり われる さく [学習漢字]6年 〈カツ〉 1 刃物で切りさく。わる。「割腹・割烹(かっぽう)・割礼」 2 別々に分ける。一部を分けはなす。「割愛・割拠・割譲...
かつら‐め【桂女】
1 京都の桂に住み、神功皇后を祭神とする伏見の御香宮(ごこうのみや)や石清水八幡宮に奉仕したという巫女(みこ)。祝い事のある貴族の邸へ行って祝言を述べ、後には疱瘡(ほうそう)や安産の守り札を売り...
かつ‐れい【割礼】
陰茎包皮または陰核を切開、その一部を切り取る風習・儀礼。古来、諸種族に広く行われたが、今日でもユダヤ教徒・アラビア・アフリカの諸部族間に残る。宗教的には、清め・奉献・契約の印・成人の証明などの意...
褐(かつ)を釈(と)・く
《揚雄「解嘲」から》粗服を脱ぎ捨てて礼服を着る。野(や)にいた者が仕官するのにいう。
か‐てん【嘉典】
婚礼などのめでたい儀式。嘉礼。
カディス‐だいせいどう【カディス大聖堂】
《Catedral de la Santa Cruz》スペイン南西部の都市カディスにある大聖堂。1722年から1838年にかけて建造され、バロック様式、ロココ様式、新古典主義様式が混在する。地下...
かとうらく【裹頭楽】
雅楽の舞曲。唐楽。平調(ひょうじょう)で新楽の中曲。四人舞。古くは天皇・皇太子の冠礼に奏したが、現在はほとんど行われない。
かどう‐でんじゅ【歌道伝授】
難解な和歌の解釈や、和歌に関する典礼・故実などの奥義を伝授すること。古今伝授(こきんでんじゅ)がその代表例。
かど‐び【門火】
1 盂蘭盆(うらぼん)のとき、死者の霊魂を迎え送りするために門前でたく火。迎え火と送り火。《季 秋》 2 葬式で、死者を送り出すときに門前でたく火。 3 婚礼で、花嫁の乗り物が生家を出るときに門...