しゃかいてき‐きんゆう【社会的金融】
社会貢献を重視した金融サービスのこと。採算も考慮しながら、融資先を公益性の高い事業に限定するなど、金融を通じて社会の改善を目指す。マイクロクレジット・マイクロファイナンスなど。低利融資を通じて貧...
しゃかいてきこうどう‐しょうがい【社会的行動障害】
高次脳機能障害の一つ。事故や疾病で脳に損傷を受けた場合や、他の認知機能障害の二次的結果として起こる。欲求・感情を抑制する力やコミュニケーション能力・意欲が低下し、固執・依存・退行・抑鬱などの行動...
しゃかいてき‐こりつ【社会的孤立】
《social isolation》家族や地域社会との関係が希薄で、他者との接触がほとんどない状態。単身世帯の増加、婚姻率の低下、若者の社会的自立の遅れなどが背景にある。
しゃかいてき‐しょうへき【社会的障壁】
障害者が社会的生活を営むうえで妨げとなる社会的な制度や慣行。→障害者基本法
しゃかいてき‐じさぼけ【社会的時差惚け】
日常生活の中で、体内時計による睡眠・覚醒のリズムと、実際の睡眠・覚醒の時間帯がすれることによって、時差ぼけと同じような症状が現れること。夜型の生活や不規則な睡眠習慣によって起こる。
しゃかいてき‐じじつ【社会的事実】
個人にとって外在的で、拘束を課すもの。法・道徳・宗教・流行など。デュルケームはこれを社会学固有の研究対象とした。
しゃかいてき‐じゃくしゃ【社会的弱者】
雇用・就学の機会や人種・宗教・国籍・性別の違い、あるいは疾患などによって、所得・身体能力・発言力などが制限され、社会的に不利な立場にある人。高齢者・障害者・児童・女性・失業者・少数民族・難民・貧...
しゃかいてき‐じゅようせい【社会的受容性】
企業・施設・新技術などが地域社会や国民の理解・賛同を得て受け入れられること。パブリックアクセプタンス。
しゃかいてき‐せいかく【社会的性格】
特定の集団や文化に属する人々が共通にもっている性格上の中心的諸特徴。共通の経験や欲求によって形成される。男(女)らしさ・職人気質・国民性など。
しゃかいてきせきにん‐とうし【社会的責任投資】
企業の社会的責任(CSR)を重視した投資。環境保護や人権保護などの社会的責任を果たそうとする企業を選別して投資すること。SRI(socially responsible investment)。...