ひ‐の‐かみ【火の神】
火をつかさどる神。神話・神道では迦具土神(かぐつちのかみ)、民間では荒神(こうじん)・竈神(かまどがみ)・土公神(どくじん)などとよぶ。
ひめ‐がみ【姫神/比売神】
女神。また、彦神(男神)の配偶神。
貧(ひん)は世界(せかい)の福(ふく)の神(かみ)
貧乏は、かえって人を発憤・努力させ、後の幸福をもたらすもととなる。
び‐しん【美神】
美をつかさどる神。ビーナス。
びんぼう‐がみ【貧乏神】
1 人にとりついて貧乏にさせるという神。また、貧乏をもたらす人のたとえ。 2 相撲で、十両の筆頭力士の称。給金は十両でありながら、幕内力士とも取り組まされるところからいう。
ふう‐じん【風神】
風をつかさどる神。ふつう、裸形で風袋をかついで空を駆ける姿に描かれる。寺内では、千手観音の二十八部衆に付して雷神とともに安置される。風の神。→風天(ふうてん)
ふく‐じん【福神】
「ふくのかみ」に同じ。
ふく‐の‐かみ【福の神】
福運をもたらすと信じられる神。七福神など。福天(ふくでん)。ふくじん。
ふくのかみ【福の神】
狂言。年の暮れに二人の信者が出雲大社に参詣すると、福の神が現れて、神酒を所望し、富貴になる心得を語る。
ふっこうきのせいしん【復興期の精神】
花田清輝の評論集。ルネサンス期の人物を中心とする人物評21編からなる。収録作品のうち「変形譚ゲーテ」以外は第二次大戦中に書かれたもので、昭和21年(1946)刊行。