ほうはく‐しん【方伯神】
陰陽道(おんようどう)で方位をつかさどるという神。この神がいる方角を忌み避ける。
ほむすび‐の‐かみ【火結神/火産霊神】
⇒迦具土神(かぐつちのかみ)
ぼく‐しん【牧神】
ギリシャ神話のパン、およびローマ神話のファウヌスのこと。いずれも山野と牧畜をつかさどる半人半獣の神。牧羊神。半獣神。
ぼくよう‐しん【牧羊神】
「牧神(ぼくしん)」に同じ。 [補説]書名別項。→牧羊神
ぼくようしん【牧羊神】
上田敏の詩・訳詩集。大正9年(1920)、著者の死後に刊行。
ポプラとぐんしん【ぽぷらと軍神】
高橋揆一郎の短編小説。昭和48年(1973)、第37回文学界新人賞を受賞した、著者のデビュー作。同年刊行の小説集「伸予(のぶよ)」に収録。
まえ‐がみ【前神】
二座以上の神を祭った神社で、主神以外の神のこと。
ま‐かみ【真神】
《「まがみ」とも》オオカミの古名。万葉集に「大口の真神の原」(一六三六・三二六八)とあり、地名の「真神原」に「大口の」が掛かっているところから推定される語。オオカミを畏怖して神と呼んだもの。
まが‐かみ【禍神】
災いをなす神。邪神。悪神。
まがつひ‐の‐かみ【禍津日神】
災害・凶事などを引き起こす神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が黄泉(よみ)の国から帰ってみそぎをしたとき、その汚れから生まれ出た神という。