きん‐けつ【禁穴】
1 からだの中で、生命にかかわる大切な所。急所。 2 極めて大事な箇所。要所。
きん‐けつ【禁闕】
皇居の門。禁門。また、皇居。
きん‐こ【禁錮/禁固】
[名](スル) 1 一室に閉じ込めて、外へ出るのを許さないこと。「罰として、土蔵の中に文緒を—するつもりなのであった」〈有吉・紀ノ川〉 2 自由刑の一。刑事施設に拘置されるだけで刑務作業は強制さ...
きんこ‐かん【禁錮監/禁固監】
旧監獄法で規定されていた監獄の種類の一つで、禁錮の刑に処せられた者を拘禁する場所。刑務所がこれにあたる。 [補説]他に、懲役監・拘留場・拘置監が規定されていた。
きん‐こん【禁閫】
宮中の門。また、宮中。
きん‐ごく【禁国】
律令制で、封戸(ふこ)に充てることを禁じられた国。伊賀・伊勢・三河・近江(おうみ)・美濃・越中・石見(いわみ)・備前・周防(すおう)・長門(ながと)・紀伊・阿波など。
きん‐ごく【禁獄】
[名](スル)牢獄に拘禁すること。「地の底の牢舎へ、—せられる身の上となった」〈芥川・きりしとほろ上人伝〉
きん‐さつ【禁札】
禁制の条項を書いた立て札。
きん‐さつ【禁殺】
閉じ込めて殺すこと。「兵部卿親王を—し奉る由」〈太平記・一四〉
きん‐し【禁止】
[名](スル)《古くは「きんじ」とも》ある行為を行わないように命令すること。「通行を—する」「外出—」