ちょうろく【長禄】
室町中期、後花園天皇の時の年号。1457年9月28日〜1460年12月21日。
天(てん)の美禄(びろく)
《「漢書」食貨志から。天から賜る厚い俸禄(ほうろく)の意》酒の異称。
てん‐ろく【天禄】
1 天から授かる幸福。天の恵み。 2 古代中国の想像上の動物。角があり、鹿または牛に似る。霊獣とされ、印章・墓石などに刻される。天禄獣。
てんろく【天禄】
平安中期、円融天皇の時の年号。970年3月25日〜973年12月20日。
はく‐ろく【薄禄】
俸給の少ないこと。微禄。少禄。
び‐ろく【微禄】
[名](スル) 1 わずかな給与。薄給。「—に甘んじる」 2 おちぶれること。零落。「見る蔭もなく—して」〈露伴・辻浄瑠璃〉
び‐ろく【美禄】
1 よい給与。高禄。「—を食(は)む」 2 《「漢書」食貨志の「酒は天の美禄」から》酒の美称。「酌みかわされる—に酔う」〈寅彦・映画時代〉
ふく‐ろく【福禄】
1 幸福と俸禄(ほうろく)。しあわせ。 2 「福禄寿」の略。
ぶんろく【文禄】
安土桃山時代、後陽成天皇の時の年号。1592年12月8日〜1596年10月27日。
ほう‐ろく【俸禄】
俸と禄。給与。知行(ちぎょう)・扶持(ふち)・切米(きりまい)など。