めい‐ふく【冥福】
死後の幸福。また、死後の幸福を祈って仏事を営むこと。みょうふく。「—を祈る」
ゆう‐ふく【有福】
[名・形動]富み栄えること。また、そのさま。裕福。「—な生計(くらし)をしている事と」〈漱石・門〉
ゆう‐ふく【裕福】
[名・形動]財産や収入がゆたかで生活に余裕があること。また、そのさま。富裕。「—な家庭」「—に暮らす」 [派生]ゆうふくさ[名]
り‐ふく【利福】
利益と幸福。福利。「人に道を譲り、人と—を分かつ」〈寅彦・電車の混雑について〉
リュウカンフウ【劉廣福】
八木義徳の短編小説。満州にある日本企業の工場を舞台に、中国人工員の姿を描く。昭和19年(1944)発表。同年、第19回芥川賞受賞。
れっ‐ぷく【列福】
カトリック教会で、信者が死後に教皇に認められて福者の地位に並ぶこと。