たけ‐の‐あき【竹の秋】
《竹の葉が黄ばんでくるところから》陰暦3月の異称。竹秋(ちくしゅう)。《季 春》「—月に小督(こごう)の墓掃かん/鳴雪」
ちいお‐あき【千五百秋】
限りなく長い年月。永遠。千歳。千秋。「葦原の—の瑞穂の国は」〈神代紀・下〉
ちく‐しゅう【竹秋】
《竹の葉がこの頃に黄ばむことから》陰暦3月の異称。竹の秋。《季 春》
ちゅう‐しゅう【中秋】
《古くは「ちゅうじゅう」とも》陰暦8月15日。「—の名月」
ちゅう‐しゅう【仲秋】
《古くは「ちゅうじゅう」とも。秋3か月のまんなかの意》陰暦8月の異称。《季 秋》「—や月明かに人老いし/虚子」
チロルのあき【チロルの秋】
岸田国士の戯曲。大正13年(1924)「演劇新潮」誌に発表。同年11月、新劇協会により初演。
天(てん)高(たか)く馬(うま)肥(こ)ゆる秋(あき)
空は澄み渡って晴れ、馬が食欲を増し、肥えてたくましくなる秋。秋の好時節をいう言葉。
でき‐あき【出来秋】
稲がよくみのった秋のころ。みのりの秋。《季 秋》
とき【時】
1 過去から現在、現在から未来へと、一方的また連続的に流れていくと考えられているもの。物事の変化・運動によって認識される。時間。「—が流れる」「—がたつ」「—を刻む」 2 時法によって示される、...
とよ‐の‐あき【豊の秋】
作物、特に稲のよく実った秋。《季 秋》