したため【認め】
1 整理すること。処理。「人の死にたりけるに、その後の—など為させむとて」〈今昔・二七・二三〉 2 準備すること。支度。「今宵しもあらじと思ひつる事どもの—、いと程なくきはぎはしきを」〈源・夕霧...
のち‐の‐こと【後の事】
1 行く末のこと。また、死後のこと。 2 葬式や法要などの、死者をとむらう作法。のちのわざ。「命尽きぬと聞こし召すとも、—思し営むな」〈源・松風〉 3 後産(あとざん)。のちのもの。「程なく生ま...
み‐いれ【見入れ】
《動詞「みいる」の連用形から》 1 中をのぞき見ること。「—の程なく物はかなきすまひを」〈源・夕顔〉 2 とりつくこと。執念をかけること。「面向不背の髪の結ひぶり竜宮よりの—もあるべし」〈浮・男...