あり‐つぎ【蟻継(ぎ)】
一方の木材に蟻枘(ありほぞ)を作り、他方の木材に蟻穴を作ってはめ込む継ぎ手。
蟻(あり)の穴(あな)から堤(つつみ)も崩(くず)れる
《「韓非子」喩老の「天下の難事は必ず易きよりなり、…千丈の堤も螻蟻(ろうぎ)の穴を以て潰(つい)ゆ」から》ほんのわずかな不注意や油断から大事が起こることのたとえ。
あり‐ほぞ【蟻枘】
木材の先端を、他の木材にはめ込むため、鳩尾(きゅうび)状に突出させた枘。→蟻穴
あわ‐たけ【粟茸】
イグチ科のキノコ。夏から秋にかけて山野に生え、傘は直径3〜10センチで褐色、裏面に小さな穴がある。食用。あつたけ。
あわ‐だ・つ【粟立つ】
[動タ五(四)]恐怖や寒さなどのため、毛穴が収縮して、皮膚一面に粟粒ができたようになる。鳥肌が立つ。「凄惨(せいさん)な現場を見て全身が—・つのを覚えた」
あん‐けつ【暗穴/闇穴】
1 暗い穴。洞窟(どうくつ)。「うたてや太陽に—、えでんにも蛇の住みし人の世ぞかし」〈露伴・露団々〉 2 人をののしる語。あほう。ばか。まぬけ。「片っ端から出しゃばれえ。—めえ」〈滑・浮世風呂・四〉
アンダーディスプレー‐カメラ【under display camera】
スマートホンで、ディスプレーの下層に搭載されたインカメラ。ディスプレーにノッチや穴を設けず、ガラスや樹脂素材などの透過度を高めたり、配線や画素の配置を工夫したりすることで、カメラとディスプレーの...
いかだ‐がた【筏形】
花器の一。比較的長い竹筒の胴に楕円形の穴をあけ、ひもで水平に吊るして花を生けるもの。
いき‐だし【息出し】
1 通風や換気のために設けた穴・窓など。いきぬき。 2 酒や醤油などの樽の上部にあけた空気抜きの穴。 3 兜(かぶと)の鉢の上部にあけてある空気抜きの穴。八幡座(はちまんざ)。
い‐ぐち【猪口】
イグチ目のキノコの総称。アワタケ・ヌメリイグチ・ハナイグチなどがあり、傘は肉質のまんじゅう形で、裏面にひだはなく、小さな穴がたくさんある。食用になるものが多い。