てん‐こう【天候】
比較的短い期間の天気の総合的状態。また、天気のぐあい。空模様。天気と気候との中間の概念。「大会は—に恵まれた」「不順な—」「悪—」 →天気[用法]
てん‐しょう【天象】
1 日・月・星などにみられる現象。天体の現象。「—儀」 2 空模様。
てん‐しょく【天色】
1 空の色。「その潯(みぎわ)に若葉の山を映し、水心に—の碧を浮かべ」〈蘆花・思出の記〉 2 空模様。天候。「夜は更けたり。—沈々として風騒がず」〈鏡花・夜行巡査〉
はな‐ぐもり【花曇(り)】
桜の花の咲くころの、薄くぼんやりと曇った空模様。《季 春》「—朧につづく夕べかな/蕪村」
ひと‐あれ【一荒れ】
[名](スル)天候がひとしきり荒れること。転じて、人の機嫌が悪くなること。また、もめごとなどが起こること。「—しそうな空模様」「会議で—ありそうだ」
ひ‐より【日和】
1 空模様。天気。「—をうかがう」 2 晴れたよい天気。晴天。また、なにかをするのに、ちょうどよい天気。「待てば海路の—あり」「小春—」「行楽—」 3 物事の成り行き。雲行き。形勢。「—を見る」...
ひより‐み【日和見】
1 有利なほうにつこうと、形勢をうかがうこと。 2 空模様を見ること。また、その役の人。「夢もむすばずありしに、—に起こされ」〈浮・一代男・三〉
ふゆ‐ぞら【冬空】
冬の空。寒々とした冬の空模様。《季 冬》「あはせたる手に—のひかりおつ/万太郎」
ふゆ‐びより【冬日和】
1 穏やかに晴れた冬の日。冬晴れ。《季 冬》 2 いかにも冬らしい空模様。
ゆき‐げ【雪気】
雪が降りそうな空模様。雪の降りそうな気配。