そら‐ぎわ【空際】
⇒くうさい(空際)1
そら‐けいはく【空軽薄】
心にもない世辞をいうこと。からせじ。「だましすませて一討ちにしてくれんと、笑顔つくって—」〈浄・双生隅田川〉
そら‐ごころ【空心】
偽りの心。うわのそらの気持ち。「いとゆゆしき事になむ、なでふ—にてかは」〈宇津保・蔵開中〉
そら‐ごと【空事/虚事】
本当ではない事柄。つくりごと。
そら‐ごと【空言/虚言】
うそ。いつわり。
そら‐さわぎ【空騒ぎ】
「からさわぎ」に同じ。「殿の人々—すれば」〈宇津保・藤原の君〉
そら‐ざま【空様/空方】
1 空の方向。上の方。上向き。「馬は、…首を—につとあげると」〈芥川・偸盗〉 2 あおむけ。「女は身を—に、両手に握った手綱をうんと控えた」〈漱石・夢十夜〉
そら‐ざや【空鞘】
1 刀身よりもずっと長く作ったさや。 2 余裕。ゆとり。「—モナイ人」〈日葡〉 3 中身と外見が違うこと。「仲人の—もなき無疵もの」〈柳多留拾遺・初〉
から‐しょうもん【空証文】
⇒そらしょうもん(空証文)
そら‐しょうもん【空証文】
いつわりの証文。