せい‐きょう【清興】
上品な楽しみ。風雅な遊び。「突然、訪客を告げる小間使が、先生の—を妨げてしまった」〈芥川・手巾〉
せい‐しん【星震】
星の表面に生じる振動や波動現象。太陽の場合は日震と呼ばれる。太陽以外の恒星は極めて遠方に位置するため観測が困難だったが、2000年代以降、人工衛星による高精度の分光観測が行われ、いくつかの恒星に...
青天(せいてん)の霹靂(へきれき)
《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。 [補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。
せんしょくたい‐いじょう【染色体異常】
染色体の、欠失・逆位・転座・重複などによる構造の変化や、染色体数の増減などの変異。また、それが原因で起こるダウン症候群などの病気。染色体突然変異。
せんぞ‐がえり【先祖返り】
1 何代も前の先祖がもっていた遺伝上の形質が、突然その子孫のある個体に現れること。人間に尾が生じたり異常に毛が生えたりする類。帰先遺伝。 2 (比喩的に)一度は廃れた技術や思想が、ふたたび取り上...
せんたく‐ほう【選択法】
育種法の一。在来種の突然変異によって現れた遺伝形質を繰り返し選択し、優良品種を育成する方法。淘汰(とうた)法。
ぜん【然】
[音]ゼン(漢) ネン(呉) [訓]しかり しかるに しかし しかも しか さ さる [学習漢字]4年 〈ゼン〉 1 ほかでもなく、そうなっている。そのとおり。しかり。「自然・全然・当然・同然...
そう‐そつ【倉卒/草卒/怱卒】
[名・形動] 1 突然であること。また、そのさま。だしぬけ。「かく—に会戦して」〈逍遥訳・自由太刀余波鋭鋒〉 2 あわただしいこと。忙しくて落ち着かないこと。また、そのさま。「—の間(かん)」「...
そうほ‐せい【相補性】
1 量子力学的現象を記述するために、ボーアが提唱した概念。電子の位置と速さ、光の粒子性と波動性のように、不確定性原理から二つの量が同時に測定できない関係にある現象を互いに相補的であるといい、この...
そっ‐きょ【卒遽】
物事がにわかに起こること。突然のことで慌てること。