こっきょう‐がっさく【国共合作】
中国国民党と中国共産党が結んだ二度の協力関係。第一次は1924年から1927年までで、国民革命の推進に貢献。第二次は1937年の日中戦争の勃発から日本の敗戦後の1946年まで続いた。
こっきょう‐ないせん【国共内戦】
中国国民党と中国共産党による内戦。第一次国共合作が破綻して生じた第一次国共内戦(1927〜1937)と、日中戦争期の第二次国共合作を経て、日本軍撤退後に再発した第二次国共内戦(1946〜1949...
こっけん‐ろん【国権論】
明治初期から中期にかけて、民権論に対し、国家の独立・維持を第一義とした思潮。不平等条約の改正という国民的課題をかかえる状況の中で広く支持され、やがて国家主義や対外膨張主義へと傾いていった。
コッホ‐の‐げんそく【コッホの原則】
ドイツの細菌学者ロベルト=コッホが提唱した、感染症の病原体を特定するための三原則。(1)第一原則。ある病気のすべての症例に対し、同じ微生物が見出されること。(2)第二原則。感染者の体外で、その微...
こつ‐りゃく【忽略】
[名](スル)おろそかにすること。ゆるがせにすること。なおざりにすること。「凡そ人第一義を—し」〈西周・明六雑誌三八〉
こと‐かき【事欠き】
1 ある物が不足したり欠如したりしていること。また、物がなくて不自由すること。「昔は天子も諸侯も師匠といふ者あり。今はなし。…これそ—の第一なるべきか」〈仮・清水物語〉 2 間に合わせ。「夜半油...
このえ‐せいめい【近衛声明】
昭和13年(1938)日中戦争処理に関し、第一次近衛文麿内閣が発した一連の対中国政策の声明。1月、国民政府との交渉打ち切りを告げ(第一次)、11月これを緩和修正(第二次)、12月には善隣友好・共...
コバリド【Kobarid】
スロベニア西部の町。イタリアとの国境に近く、ソチャ川上流に位置する。この地における第一次大戦中のイタリア軍の戦い(カポレットの戦い)と敗走は、ヘミングウェイの長編小説「武器よさらば」に描かれた。...
こぶ・い
[形]《近世上方語》欲深い。物惜しみがひどい。「とかく始末第一とて親父よりも—・うかせぎければ」〈浮・当世銀持気質〉
コンビネーション‐ショット【combination shot】
ビリヤードで、手球を第一の的球に当て、その的球を第二の的球に当ててポケットに入れることをねらったショット。コンビ。