もうかん‐しょうこうぐん【盲管症候群】
胃腸管の吻合(ふんごう)手術などで盲管ができ、そこに腸の内容物が停滞して、腹部膨満・腹痛・下痢・貧血・脂肪吸収障害などの症状を呈する病気。盲管系蹄(けいてい)症候群。
もうかん‐りょく【毛管力】
毛管現象によって、細い管や狭い隙間が液体を吸い込む力。土壌が水分を保持する現象やタオルの吸水現象などに見られる。毛細管力。
もうさい‐かん【毛細管】
1 毛のような細い管。毛管現象を起こすような細い管。毛管。キャピラリー。 2 「毛細血管」に同じ。
もうさいかん‐げんしょう【毛細管現象】
⇒毛管現象
もうさいかん‐りょく【毛細管力】
⇒毛管力
もうさい‐けっかん【毛細血管】
閉鎖血管系で、動脈・静脈の末梢が細かく枝分かれし、網目状となってつながる細い血管。動脈からの酸素や栄養を組織に与え、組織から炭酸ガス・老廃物を受け入れて静脈へ送る。毛細管。
もう‐ちょう【盲腸】
1 小腸に続く、大腸の初部。小腸が横から連なるため、下端が盲管となり、その先に虫垂(ちゅうすい)がある。草食動物では比較的長く、消化に関与する。 2 盲腸の先端にある虫垂、または虫垂炎の俗称。 ...
もうにゅう‐とう【毛乳頭】
毛の根元にある毛球の下端に位置する、くぼんでいる部分。毛細血管が入り込み、毛母細胞に栄養を供給している。毛乳頭細胞。
もうまく‐こうしじょうへんせい【網膜格子状変性】
網膜の周辺部に、網膜が薄くなった部分ができる病気。名称は、白線化した血管が格子状に見えることから。進行すると、網膜に円孔や裂孔が生じ、網膜剝離に至ることもある。
もうまく‐ひかりぎょうこじゅつ【網膜光凝固術】
レーザー光線を網膜の病変部に照射し、組織を熱凝固させることによって、病気を治療する方法。主として、新生血管という異常な血管の発生を抑制するために行われる。糖尿病網膜症・網膜静脈閉塞症・加齢黄斑変...