やなぎ‐うみえら【柳海鰓】
花虫綱ヤナギウミエラ科の腔腸(こうちょう)動物。浅海の砂泥底に直立し、長さ30〜40センチ。橙色の角質の太い骨軸があり、上部にシダのように葉片が並ぶ。骨軸をステッキ・箸(はし)などに利用。うみや...
やなぎ‐ばし【柳箸】
正月の祝い膳(ぜん)用の、柳の木で作った太箸。折れにくく縁起がよいとされる。《季 新年》「—今年は母の亡かりけり/碧童」
よせ‐ばし【寄(せ)箸】
嫌い箸の一。食器を、箸で手元に引き寄せること。
りきゅう‐ばし【利休箸】
両端を細く削った杉の箸。懐石用であるが、客膳(きゃくぜん)にも用いる。
わ‐しょっき【和食器】
和食に用いられる食器。茶碗、箸、口取り皿など。→洋食器
わたし‐ばし【渡し箸】
食事の途中で、小皿・小鉢など器の上に箸を置くこと。 [補説]嫌い箸の一種で不作法とされる。箸置きを使うか、なければ割り箸の袋を折って箸置きの代わりにするなどし、これを避ける。
わたり‐ばし【渡り箸】
「移り箸」に同じ。
輪(わ)にも葛(かずら)にも掛(か)からぬ
《「葛(かずら)」も桶(おけ)の輪の意》ひどすぎてどうしようもない。手に負えない。箸(はし)にも棒にもかからない。
わり‐ばし【割(り)箸】
半分ほどの所まで割れ目が入れてあり、使用するときに割って2本にする箸。杉や竹などで作る。