けんび‐るい【剣尾類】
節足動物の一群。カブトガニの類。
けん‐べい【遣米】
人を米国に派遣すること。「—使節」
けんみん‐し【遣明使】
室町幕府が明に派遣した使節。応永8年(1401)足利義満(あしかがよしみつ)が派遣したのが始まりで、使節は明国から送付してきた勘合を携行し、貿易にも当たった。→勘合貿易
けんやく‐れい【倹約令】
江戸時代、幕府や大名が公布した倹約強制の法令。財政の緊縮をはじめ、日常生活における分相応の節約を命じたもの。
けんれい‐もん【建礼門】
平安京内裏外郭十二門の一。南面中央にあって、内郭の承明門に対する。門前で白馬(あおうま)の節会(せちえ)などが行われた。
けん‐れん【牽連】
[名](スル)連なり続くこと。また、ある関係でつながっていること。「嗹国(デンマルク)商社の東洋電信線—して当節長崎港まで達せしよし」〈新聞雑誌三〉
げ
「け」の濁音。軟口蓋の有声破裂子音[ɡ]と母音[e]とから成る音節。[ɡe]ただし、現代語においては、一般に語頭以外では鼻音の頭音をもつ[ŋe]となる。これを鼻濁音の「げ」ともいう。
げい‐かん【迎寒】
1 寒冷の季節を迎えること。 2 陰暦8月の異称。
げ‐き【外記】
1 律令制で、太政官(だいじょうかん)に属し、少納言の下にあって、内記(ないき)の草した詔勅の訂正、上奏文の起草、先例の勘考、儀式の執行などをつかさどった官職。大外記と少外記があった。→内記 2...
げきざる【外記猿】
歌舞伎舞踊。長唄。本名題「外記節猿」。4世杵屋三郎助作曲。文政7年(1824)初演。猿回しが屋敷に呼ばれ、めでたい芸を見せる。