き‐せき【鬼籍】
死んだ人の名や死亡年月日を書きしるす帳面。過去帳。点鬼簿。
ぎ‐せき【偽籍】
古代、調・庸をのがれたり口分田の班給を有利にしたりするため、戸籍を偽ること。
ぎ‐せき【妓籍】
芸者としての籍。
ぐん‐せき【群籍】
多くの書籍。群書。
ぐん‐せき【軍籍】
軍人である資格・身分。兵籍。
けい‐せき【経籍】
「経書(けいしょ)」に同じ。
げん‐せき【原籍】
1 戸籍を変更する以前の、もとの籍。 2 本籍。
こういん‐ねんじゃく【庚寅年籍】
持統天皇4年(690)庚寅の年に作られた戸籍。現存しない。 [補説]これ以後、戸籍は6年ごとに作成されるようになった。
こうご‐ねんじゃく【庚午年籍】
天智天皇9年(670)庚午(かのえうま)の年に作られた、全国的規模のものとしては最古の戸籍。戸籍は30年保存を原則としたが、この台帳は永久保存扱いにされた。現存しない。
こう‐せき【皇籍】
皇族としての籍。→臣籍