いとまき‐ボール【糸巻(き)ボール】
ゴルフボールで、芯に糸ゴムを伸ばして巻きつけ、合成ゴムの薄い表皮をかぶせたもの。三重構造になるところからスリーピースともいう。
いと‐まさめ【糸柾目】
木材の柾目が、糸のように細くて密なもの。いとまさ。⇔粗柾目(あらまさめ)。
いと‐まゆ【糸眉】
糸のように細い眉。鶯眉(うぐいすまゆ)。
いとまる‐がわら【糸丸瓦】
丸瓦のうち、最も細い直径7センチ前後のもの。築地塀(ついじべい)などに用いる。糸丸。
いとまん【糸満】
沖縄県、沖縄島南西端の市。古くから漁業が盛ん。沖縄戦最後の激戦地で、ひめゆりの塔などの戦跡がある。人口5.7万(2010)。
いとまん‐し【糸満市】
⇒糸満
いと‐みち【糸道】
1 三味線・琴などを弾く技能。 2 常に三味線を弾く人の左人さし指の爪の先に、弦との摩擦でできたくぼみ。糸爪(いとづめ)。
糸道(いとみち)があ・く
一人前に三味線・琴などが弾けるようになる。「少しは—・いているのだからといって、三味線も教えてくれた」〈秋声・足迹〉
いと‐みみず【糸蚯蚓】
イトミミズ科のミミズ。人家に近い溝などの泥中に群生。体は赤い糸状で、体長8センチくらい。飼育魚などの餌にする。あかご。
いと‐みゃく【糸脈】
患者の脈どころに糸を掛け、その端を持って糸に伝わる脈を計ること。昔、貴人などの肌に直接触れることを避けるために行われた。