ぼん‐じ【梵字】
古代インドでサンスクリット語を書くのに用いたブラーフミー文字と、その系統の文字の総称。その起源は北セム系文字。→悉曇(しったん)
まつばめ‐もの【松羽目物】
歌舞伎舞踊の一系統で、能・狂言の表現様式を模したもの。舞台の背景に松羽目を用いるのでいう。「勧進帳」「身替座禅」など。
ままこ‐ばなし【継子話】
昔話の一系統で、継母の虐待による苦難を耐え忍んだ継子が最後に幸せになり、逆に継母とその実子とが不幸になるというもの。糠福米福・紅皿欠皿など多くの話が伝えられ、落窪物語などの文学作品にも取り入れら...
マルチトラック【multitrack】
同時に幾系統もの音が録音できる録音機器。主に、プロ用に使われる。「二四チャンネル—レコーダー」
ミクロネシア‐じん【ミクロネシア人】
ミクロネシアの住民。ポリネシア人と同系統で、モンゴロイド的な傾向が強い。
ミス‐シー【MIS-C】
《multisystem inflammatory syndrome in children》子供が新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に感染した数週間後に、まれにみられる重い病態。高熱、...
みちゆき‐もの【道行き物】
歌舞伎舞踊の一系統で、道行きを扱ったもの。男女の心中の道行きのほか、一人・親子・主従のものもある。
ミッシング‐リンク【missing link】
1 生物の進化・系統において、化石生物の存在が予測されるのに発見されていない間隙。系図を鎖に見立てていう。始祖鳥の発見は鳥類と爬虫(はちゅう)類との間隙をつなぐ例。失われた環(わ)。失われた鎖。...
むさくい‐か【無作為化】
ある条件の効果を調べる対照実験などにおいて、実験順序を無作為にすること。実験の習熟や疲労などによる系統的な誤差が入り込まないようにするために行われる。ランダム化。
むしゃ‐くみ【武者組】
昔の軍隊の編制法。武士集団の組織・指揮系統。