エトルリア‐ご【エトルリア語】
古代エトルリア人の言語。ローマの発展とともにラテン語に吸収されて滅びた。文字はギリシャ系のアルファベットを使用しているが、言語構造も系統も明らかでない。
エム‐エス‐エー【MSA】
《multiple system atrophy》⇒多系統萎縮症
エムエスエー‐シー【MSA-C】
《multiple system atrophy, cerebellar variant》多系統萎縮症という神経変性疾患のうち、小脳性運動失調が優位に現れるものの総称。
エムエスエー‐ピー【MSA-P】
《multiple system atrophy, parkinsonian variant》多系統萎縮症という神経変性疾患のうち、パーキンソン症状が優位に現れるものの総称。
えん‐きょく【宴曲】
鎌倉中期から室町時代にかけて、貴族・武家・僧侶の間で流行した歌謡の一。院政時代の雑芸(ぞうげい)・今様(いまよう)の系統を引き、これに天台声明(しょうみょう)の節まわしを取り入れたもの。作者には...
エーピージー‐ぶんるいたいけい【APG分類体系】
1990年代にDNA解析による分子系統学に基づいて新たに構築された被子植物の分類体系。従来の形態や構造に基づく新エングラー体系やクロンキスト体系に替わる分類体系として発表。この体系により、被子植...
おう‐ぎゅう【黄牛】
家畜の牛の一品種。肩に小さなこぶがあり、黄褐色。中国や東南アジアで飼われ、体質が強健で暑さにも強く、農耕用。コブウシの小形の一系統といわれる。こうぎゅう。
おうりゅう‐しゅう【黄竜宗】
中国禅の七宗の一。臨済禅の一派で、宋の黄竜慧南(えなん)を開祖とするが、200年ほどで絶えた。鎌倉時代に栄西がこの系統を伝えた。黄竜派。
おお・い【多い】
[形][文]おほ・し[ク] 1 数や量がたくさんある。物事がたびたび起こる。「商店が—・い」「交通事故が—・い」「—・いの少ないのと文句をつける」⇔少ない。 2 全体の中で占めている割合が大きい...
おくに‐かぶき【阿国歌舞伎】
慶長年間(1596〜1615)に出雲大社の巫女(みこ)出身といわれる阿国が、京都で演じた一種の舞踊劇。念仏踊り系統の舞踊と滑稽(こっけい)な寸劇とからなる。歌舞伎の始めとされる。