たけだ‐びし【武田菱】
紋所の名。菱形四つを菱形に組み合わせたもの。甲斐の武田氏の紋。四割菱(よつわりびし)。割菱。
竹(たけ)に雀(すずめ)
1 竹にスズメのいる図柄。日本画の画題。 2 取り合わせのよいことのたとえ。 3 紋所の名。笹竹(ささたけ)で丸を作り、その中にスズメが向き合っているもの。上杉氏・長尾氏・伊達氏などが用いた。
たけ‐の‐まる【竹の丸】
紋所の名。葉のついた竹を曲げて円形にしたもの。笹の丸。
たちばな【橘】
1 ミカン科の常緑小高木。枝にとげをもち、葉は小さい。6月ごろ、白い5弁花を開く。実は小さく、黄熟しても酸味が強く苦みもあり食用にはしない。日本たちばな。《季 実=秋 花=夏》「青き葉の添ふ—の...
たて‐おもだか【立沢瀉】
紋所の名。オモダカの立った葉と花とを図案化したもの。
だき‐いね【抱(き)稲】
紋所の名。葉のついた稲を左右から丸く向かい合わせた形を描いたもの。
だき‐おもだか【抱き沢瀉】
紋所の名。沢瀉の葉を2枚向かい合わせ、その中に花を入れたもの。
だき‐がしわ【抱き柏】
紋所の名。柏の葉が左右に向かい合った形を描いたもの。
だき‐ざさ【抱き笹】
紋所の名。左右2枚の笹の葉を抱き合わせた形のもの。
だき‐みょうが【抱き茗荷】
紋所の名。茗荷の芽が左右に向き合っている形のもの。