しん【紳】
昔、中国で、高位高官の人が礼装に用いた幅の広い帯。おおおび。
しん【紳】
[常用漢字] [音]シン(呉)(漢) 身分・教養のある人。「紳士・紳商/貴紳・田紳」 [補説]原義は、高官が礼装に用いる太い帯。
しん‐し【紳士】
《搢紳(しんしん)の士の意》 1 上流社会の人。「有名—の商議場たるが如く」〈織田訳・花柳春話〉 2 上品で礼儀正しく、教養の高いりっぱな男性。ジェントルマン。「—淑女」 3 成人の男性。「—服」
しんし‐きょうてい【紳士協定】
国家または団体・個人の間で、互いに相手を信頼して公式手続きを踏まずに取り決めた約束。紳士協約。
しんし‐きょうやく【紳士協約】
⇒紳士協定
しんし‐てき【紳士的】
[形動]紳士らしく礼儀をわきまえ、信義を重んじるさま。「—な話し合いで解決する」
しんしトリストラムシャンディのしょうがいといけん【紳士トリストラムシャンディの生涯と意見】
⇒トリストラムシャンディ
しんしとワインをのむおんな【紳士とワインを飲む女】
《原題、(オランダ)Drinkende dame met een heer》フェルメールの絵画。カンバスに油彩。縦66センチ、横77センチ。黒い帽子をかぶった男性が女性にワインを飲むよう勧める様...
しんしはきんぱつがおすき【紳士は金髪がお好き】
《原題Gentlemen Prefer Blondes》米国の映画。マリリン=モンロー主演のミュージカルコメディ。1953年公開。監督はホークス。
しん‐しょう【紳商】
教養・品位を備えた一流の商人。「今は—とて世に知られたる…如きも」〈蘆花・不如帰〉