しり‐あがり【尻上(が)り】
1 後ろまたは終わりのほうが上がっていること。「横書きの字が—に並ぶ」⇔尻下がり。 2 物事の状態があとになるほどよくなっていくこと。「—に調子が出る」⇔尻下がり。 3 言葉のあとのほうの音調が...
しり‐ごえ【尻声】
1 声の終わりの部分。「笑いの—が憂愁(うれい)の響きを遺(のこ)して去る光景(ありさま)の」〈露伴・五重塔〉 2 あとを引くような声。「物うりの—高く名乗りすて」〈寅彦・映画時代〉 3 名前な...
しり‐さがり【尻下(が)り】
1 後ろまたは終わりのほうが下がっていること。「—の字」⇔尻上がり。 2 物事の状態があとになるほど悪くなっていくこと。「景気が—に悪くなる」⇔尻上がり。 3 言葉のあとのほうの音調が低くなるこ...
しり‐すぼまり【尻窄まり】
[名・形動] 1 口の方が広く、底の方が小さくなっていること。また、そのもの。しりすぼり。しりすぼみ。「—な(の)土器」 2 はじめの勢いが、終わりになるにしたがって衰えてくること。しりすぼみ。...
しり‐だか【尻高】
言葉の終わりの方の調子が高くなること。「—の語調」
しり‐とり【尻取り】
1 前の人の言った語の最後の一音を取って、それで始まる新しい語を次々に言い続けていく言葉の遊び。「くり・りす・すみ…」など。 2 前の詩歌や文句の終わりの言葉を、次の句の頭に置いて次々に言い続け...
しりぶか‐がし【尻深樫】
ブナ科の常緑高木。暖地に生え、樹皮は暗色。葉は長楕円形。秋の終わりに、枝の上部に雄花が穂状に集まって咲き、雌花はその下につく。実はどんぐりで、底部がくぼんでいる。
しろ‐だも【白だも】
クスノキ科の常緑高木。暖地の山野に生え、葉は楕円形で裏面が白い。秋の終わりごろ、黄褐色の小花が群がってつき、翌年の秋に楕円形の赤い実がなる。しろたぶ。
しろばな‐たんぽぽ【白花蒲公英】
キク科タンポポ属の多年草。3〜5月に白い花をつける、日本在来種のタンポポ。関東から四国・九州に分布。総苞片(そうほうへん)に明らかな角状突起があり、花期の終わりに外側の総苞片が反り返る。
ジ‐エンド【the end】
《外国映画の末尾の字幕から》物事の終わり。一巻の終わり。ザ・エンド。