ばん‐き【晩期】
1 晩年の時期。「画家の—の作品」 2 ある時代・物事などの終わりの時期。末期。「縄文—の土器」
ばん‐しゅう【晩秋】
1 秋の終わり。秋の末。《季 秋》「—や杣(そま)のあめ牛薔薇甜(ね)ぶる/蛇笏」 2 陰暦9月の異称。
ばん‐しゅん【晩春】
1 春の終わり。春の末。《季 春》「—の瀬瀬のしろきをあはれとす/誓子」 2 陰暦3月の異称。 [補説]作品名別項。→晩春
ばん‐せつ【晩節】
1 人生の終わりのころ。晩年。 2 晩年の節操。「—を全うする」 3 末の世。末年。
ばん‐とう【晩冬】
1 冬の終わり。《季 冬》 2 陰暦12月の異称。
ばん‐ねん【晩年】
一生の終わりに近い時期。年老いてからの時期。「幸福な—を過ごす」
バークシャー【Berkshire】
豚の一品種。体は黒く、四肢・尾・鼻の先は白い。英国南部のバークシャー地方の原産で、日本には明治の終わりに輸入。
ひと‐わたり【一渡り/一渉り】
1 一度全体にわたって、簡単に行うこと。副詞的にも用いる。ひととおり。「—は説明した」「会場を—見渡す」 2 一度。一遍。「なほ—はつらしと思はれ」〈源・東屋〉 3 音楽などを1回終わりまで奏す...
百里(ひゃくり)を行(ゆ)く者(もの)は九十(くじゅう)を半(なか)ばとす
《「戦国策」秦策・武王から》何事も終わりのほうほど困難であるから、九分どおりまで来てやっと半分と心得、最後まで気をゆるめるな、という戒めの言葉。百里を行く者は九十里を半ばとす。
ひら‐てん【平点】
和歌・俳諧などの評点の一。普通の出来のものにつけるしるしで、上から句の終わりまで線を引くもの。珍重に次ぐ評点。ひら。