むすび‐たま【結び玉】
ひもなどを結んだところにできるかたまり。結び瘤(こぶ)。
むすび‐とうだい【結び灯台】
3本の丸棒をひもで結び、上下を開いて立て、上に油皿を置いて火をともすもの。宮中での夜間公事などに際して用いられた。竹の灯火(ともしび)。
むすび‐の‐かみ【結びの神】
《「産霊(むすひ)の神」の「むすひ」を、「結び」と関連づけたところから生じた語》男女の仲を取りもつ神。縁結びの神。転じて、仲人のこと。むすぶのかみ。
むすび‐ひも【結び紐】
1 より合わせて作ったひも。 2 衣服の合わせ目や箱の結び目につけられたひも。
むすび‐ぶみ【結び文】
「結び状」に同じ。
むすび‐め【結び目】
ひもなどを結び合わせるところ。ゆいめ。
むす・ぶ【結ぶ】
[動バ五(四)] 1 ひもなど、細長いものを組んでつなぐ。また、結び目をつくる。「髪を—・ぶ」「包帯を—・ぶ」 2 手の指をからませるなどして形をつくる。 ㋐(ふつう「掬ぶ」と書く)手のひらを組...
むすぶ‐の‐かみ【結ぶの神】
「結びの神」に同じ。「—の門番くらいの役は」〈木下尚江・良人の自白〉
め‐ひも【雌紐】
雄紐の結び玉を差し入れる輪形の紐。→入れ紐 →雄紐
モイライ【Moirai】
《モイラ(Moira)の複数形。原義は分け前・割り当てで、まず生と死に結び付けられ、のちに運命の女神に擬人化されたもの》ギリシャ神話で、人間の運命をつかさどる三女神、ラケシス・クロト・アトロポス...