きぬ【絹】
1 蚕の繭からとった繊維。 2 絹糸で織った織物。絹織物。
きぬ‐あさ【絹麻】
薄い麻布に特殊な糊(のり)加工をして絹のような光沢を出したもの。絹麻上布(じょうふ)。
きぬ‐あや【絹綾】
薄い綾織りの絹織物。
きぬ‐いと【絹糸】
蚕の繭からとった糸。生糸・練糸などがあり、ふつう練糸をいう。けんし。
きぬいと‐そう【絹糸草】
チモシーの種子を水盤の脱脂綿の上に多くまいて発芽させたもの。その絹糸のように細い緑を観賞する。《季 夏》→稗蒔(ひえま)き
きぬ‐うんも【絹雲母】
微細な鱗片(りんぺん)状の白雲母。絹雲母片岩の主要構成鉱物。粘土鉱物として産する場合は強い絹糸光沢がある。良質のものは陶土に使用。セリサイト。
きぬ‐え【絹絵】
絹地に描いた絵。
きぬ‐おり【絹織(り)】
絹糸で織ること。また、その織ったもの。
きぬ‐おりもの【絹織物】
絹糸で織った織物。羽二重・縮緬(ちりめん)・透綾(すきや)・紬(つむぎ)など。
きぬ‐がき【絹垣】
1 絹のとばり。神祭りなどの際、垣のように張りめぐらして囲うもの。 2 ⇒きんがい(絹垣)