つぎ‐てんま【継(ぎ)伝馬】
宿場ごとに取り替えて仕立てる駅馬。宿継(しゅくつ)ぎの伝馬。継ぎ立て馬。
つぎ‐は【継(ぎ)端】
話などを言いつづけるきっかけ。つぎほ。「言葉の—を失う」
つぎ‐はぎ【継ぎ接ぎ】
1 衣服に継ぎがたくさんあたっていること。「—だらけの着物」 2 他人の文章や考えなどを寄せ集めてつなぎ合わせること。「—の意見」「—の政策」「あちこちの論文を—する」
つぎ‐はし【継ぎ橋】
ところどころに橋脚となる柱を立て、橋板を継いだ橋。「足(あ)の音せず行かむ駒もが葛飾(かづしか)の真間(まま)の—止まず通はむ」〈万・三三八七〉
つぎ‐ば【継(ぎ)場】
近世、街道で人馬の継ぎ替えをする所。宿場。宿継ぎ。問屋場。
つぎ‐ば【継(ぎ)歯】
《「つぎは」とも》 1 歯の悪い部分を取り除いて、そのあとに人造の歯を継ぎ足すこと。また、その歯。差し歯。 2 下駄の歯のすり減った部分に、新しく歯を継ぎ足すこと。また、その歯。
つぎ‐ばしご【継ぎ梯子】
継ぎ合わせて長く伸ばせるようにした梯子。
つぎ‐びきゃく【継(ぎ)飛脚】
江戸時代、幕府が各宿駅に配置し、重要文書や貨物を継送させた飛脚。
つぎ‐ふ【継(ぎ)歩】
将棋で、同一筋の敵歩の頭に連続して歩を突いたり打ったりして攻めること。
つぎ‐ぶし【次節/継節】
元禄(1688〜1704)のころ、江戸新吉原で流行した小唄。つぎうた。