ふじと【藤戸】
岡山県倉敷市の地名。児島半島がもと島であったころは本土と「藤戸の渡し」で結ばれていた。源平合戦の古戦場。 謡曲。四番目物。源平の合戦で藤戸の先陣のおり、佐々木盛綱は口封じのために漁師を殺した...
ふじなみ‐しんとう【藤波神道】
江戸時代、伊勢神宮の祭主藤波氏の流れをくむ真野(藤波)時綱が唱えた神道説。度会(わたらい)神道(伊勢神道)の影響を強く受け、三種の神器を神道の主眼とする。
ふたはぐろ‐こうじ【双羽黒光司】
[1963〜2019]力士。第60代横綱。三重県出身。本名、北尾光司。史上初の幕内優勝経験がない横綱。→第59代横綱隆の里 →第61代横綱北勝海(ほくとうみ)
ふたばやま‐さだじ【双葉山定次】
[1912〜1968]力士。第35代横綱。大分県出身。本名、龝吉(あきよし)定次。優勝12回、69連勝を達成。引退後、年寄時津風となり、日本相撲協会理事長も務めた。→第34代横綱男女ノ川(みなの...
ふつう‐かいめん【普通海綿】
普通海綿綱の海綿動物の総称。珪酸質の骨片をもち、海綿質の発達しているものと欠くものとがある。ムラサキカイメン・モクヨクカイメンなど。尋常海綿。
ふところ【懐】
1 衣服を着たときの、胸のあたりの内側の部分。懐中。「受け取った金を—にしまう」 2 前に出した両腕と胸とで囲まれる空間。「横綱の—に入り込む」 3 周りを山などに囲まれた奥深い場所。「山の—を...
ふな‐ぐ【船具】
船に用いる器具。舵(かじ)・櫂(かい)・帆柱・碇(いかり)・綱など。船具足。せんぐ。
ふな‐ひき【船引き】
流れをさかのぼるときなどに、船に綱をつけ岸から引くこと。また、その人。
ぶっ‐き・れる【打っ切れる】
[動ラ下一]急にぷつんと切れる。「張り渡した綱が—・れる」
ぶっつり
[副] 1 綱などのような太い物が断ち切れる音、また、そのさまを表す語。「ザイルが突然—(と)切れた」 2 勢いよく刃物を突き刺す音、また、そのさまを表す語。「太股へ掛け—と突き貫き」〈円朝・怪...