あみじま【網島】
大阪市都島(みやこじま)区の地名。淀川と寝屋川との合流点付近に位置する。近松門左衛門の「心中天の網島」の舞台で知られる。
あみ‐じゃくし【網杓子】
細かい金網でできた杓子。てんぷらの揚げかすなどをすくうのに用いる。
あみ‐ジュバン【網ジュバン】
1 綿糸・麻糸で亀甲(きっこう)形に編み上げた汗取り用のジュバン。 2 歌舞伎衣装の一。黒糸を編んで筒袖に仕立てたもので、鎖帷子(くさりかたびら)を表す。武士・盗賊に用いる。
あみじょう‐こうぶんし【網状高分子】
分子(単量体)が網状に結合し、三次元的な構造をもった高分子(高重合体)。加硫ゴム、フェノール樹脂、アルキド樹脂などがある。⇔鎖状高分子。
あみじょう‐せいうん【網状星雲】
白鳥座にあって、薄いレースを広げたように見える星雲。数万年前に爆発した超新星の残骸で、放出されたガスは現在も膨張しつづけている。
あみ‐すき【網結き】
漁網を編むこと。また、編む人。
あみすき‐ばり【網結針】
漁網を編むのに用いる針。竹・木や鯨の骨などで作る。あばり。あみばり。
あみ‐たけ【網茸】
ヌメリイグチ科のキノコ。夏から秋、松林に群生。高さ4〜6センチ。傘は赤褐色ないし黄褐色で、裏には浅い大小ふぞろいの穴が多数あって網目のように見える。食用。
あみ‐だいく【網大工】
網を作ったり修理したりすることを職業とする人。
あみ‐だな【網棚】
電車・バスなどの座席の上方に、乗客の携帯品をのせるために設けた網張りの棚。 [補説]現在では金属製やプラスチック製が主で、網状でないものもある。「荷物棚」「荷棚(にだな)」ともよばれる。