ひおどし‐ちょう【緋威蝶/緋縅蝶】
タテハチョウ科のチョウ。翅(はね)は開張7センチくらいで、表面は朱褐色の地に黒斑があり、外縁に黒色帯がある。裏面は黒褐色。幼虫はエノキの葉を食う。
ひ‐かんざくら【緋寒桜】
バラ科の落葉低木。1〜3月ごろ、葉より先に、濃紅色の花が半開きに下を向いて咲く。関東地方以南で庭などに植える。元日桜。寒緋(かんひ)桜。緋桜。
ひ‐がのこ【緋鹿の子】
緋色の鹿の子絞り。
ひ‐ぎり【緋桐】
シソ科の落葉低木。高さ約1メートル。葉はキリに似て心臓形。夏から秋、赤色の小花を円錐状につける。インドネシア原産。唐桐。
ひ‐くいな【緋水鶏】
クイナ科の鳥。全長23センチくらい。上面は緑褐色、顔から胸は赤褐色で、脚は赤い。日本には夏鳥として渡来し、水田や沼で繁殖。夜キョッキョッと鳴き、この声が古来「門をたたく」といわれた。なつくいな。...
ひ‐ごい【緋鯉】
コイの一品種。体色は赤や赤黄色、斑紋のあるものなどさまざま。ニシキゴイはこれをもとに改良したもの。《季 夏》
ひごろも‐そう【緋衣草】
サルビアの別名。
ひごん‐き【緋金錦】
金糸を織り入れた緋色の錦。秘錦(ひごん)。
ひ‐ざくら【緋桜】
ヒカンザクラの別名。
ひ‐ぞめ【緋染(め)】
緋色に染めること。また、そのもの。「—の縮緬(ちりめん)」