かんしょう‐そうち【緩衝装置】
ばね・ゴム・油圧などを利用して、機械的な衝撃を緩和する装置。自動車のバンパーもこの一種。緩衝器。
かんしょう‐ちたい【緩衝地帯】
利害が対立する国家や勢力の衝突を和らげるため、その中間に設けた中立地帯。
かんしょう‐ようえき【緩衝溶液】
酸またはアルカリを加えたときに生じる水素イオン濃度(pH)の変化を、少なくする作用をもつ溶液。一般に弱酸とその塩、または弱塩基とその塩との混合液。化学分析・生化学の測定などでpHを一定に保ちたい...
かんしょう‐りょくち【緩衝緑地】
住宅・商業地域での大気汚染・騒音・悪臭などの公害の防止・緩和や、工業地帯の災害防止などを目的として設けられる緑地。
かん‐じょ【緩徐】
[形動][文][ナリ]ゆるやかで静かなさま。動作などがゆっくりしているさま。「地盤の運動は割合に—で」〈寅彦・化け物の進化〉
かんじょ‐きん【緩徐筋】
⇒遅筋線維
かんせん‐ざい【緩染剤】
染料の染色速度をゆるやかにし、むらなく均一に発色させるための薬剤。炭酸アルカリ・硫酸ナトリウムや界面活性剤など。
かん‐そく【緩速】
ゆるやかな速度。「—走行」
かん‐たい【緩怠】
[名・形動] 1 いいかげんに考えてなまけること。また、そのさま。「自己の—を恥じる」 2 失敗すること。過失。手落ち。「—をわびる」 3 無礼、無作法なこと。また、そのさま。「—至極」「—千万...
かん‐ぽ【緩歩/寛歩】
[名](スル)ゆっくり歩くこと。「公園の森を裕々と—する二人連」〈魯庵・社会百面相〉