うけ‐なわ【浮け縄/浮子縄】
浮きをつけた綱。網や延縄(はえなわ)を浮かせるために使う。
うすだいこ‐おどり【臼太鼓踊(り)】
九州・沖縄地方の民俗舞踊。雨乞い踊りや盆踊りとして、歌・鉦(かね)・笛を伴奏に、若者が胸につけた臼形の大きな太鼓を打ちながら踊る。うすだいこ。
うたき【御岳】
沖縄地方で、村の中心となる聖地。老木の生い茂った森に自然石などがあり、祝女(のろ)が神に祈る場所とされている。おたけ。→斎場(せいふぁあ)御岳 →園比屋武(そのひゃん)御岳石門
うちくい
沖縄の八重山諸島などで使われる伝統的な大判の布。風呂敷のようにものを包むほか、女性が頭にかぶるなどして使われる。
うちなあ‐ぐち
《「沖縄口」の意。「ウチナーグチ」と書くことが多い》沖縄方言で、沖縄のことばの意。
うちなあん‐ちゅ
《「うちなんちゅう」とも》沖縄方言で沖縄県民。また、県外に住む沖縄出身者。ウチナーンチュと書くことが多い。しまんちゅ。⇔やまとんちゅ。
うち‐は・う【打ち延ふ】
[動ハ下二]長く延びる。引き続く。長く引き延ばす。「栲縄(たくなは)の千尋縄(ちひろなは)—・へて釣り為し」〈記・上〉
うつたえ‐に
[副](多くあとに打消しや反語を伴って)いちずに。むやみに。「—鳥は喫(は)まねど縄延(は)へて守(も)らまく欲しき梅の花かも」〈万・一八五八〉 「—かうておはすらんと思ひよらんやは」〈浜松・一〉
うつぼ【鱓】
1 ウツボ科の海水魚。全長約90センチ。体色は黄褐色の地に暗褐色の不規則な横じまがある。本州中部以南の岩礁にすむ。食用。皮はなめし革とする。きだこ。 2 ウナギ目ウツボ科の海水魚の総称。体はウナ...
うど‐の‐き【独活の木】
オシロイバナ科の常緑高木。葉は大きく、楕円形。雌雄異株。初夏、白い花が咲く。熱帯産で、日本では沖縄・小笠原などに自生。名は、材が柔らかで役に立たないのでいう。おおくさぼく。沖縄あおき。