かく‐やらい【角矢来】
竹を縦横に組んで、すきまが長方形になるように作った垣。
かのじょのすべて【彼女のすべて】
東郷青児による油絵。大正6年(1917)、第4回二科展に出品。縦横いずれも1メートルを超える作品で、現存する東郷の未来派風の作品の中では最大のもの。鹿児島市立美術館蔵。
かべ‐したじ【壁下地】
壁土を塗るときの骨組みとなるもの。細くそいだ竹や木を縦横に組んで作る。かべしろ。
か‐もう【火網】
各種の銃砲を縦横に発射して、弾道の網を張りめぐらせた状態にすること。
から‐く・る【絡繰る】
[動ラ四] 1 糸を縦横から引っ張って仕掛けを動かす。そういう仕掛けを工夫する。「何と能(よ)く—・った人形ではなきか」〈葉隠・二〉 2 陰にいて人を動かす。陰であやつる。〈日葡〉
がんじ‐がらめ【雁字搦め】
1 ひも・縄などを縦横にいく重にも巻きつけて、厳重に縛ること。「—に縛りつける」 2 束縛が多くて自由な行動がまったくとれないこと。「規則で—にされる」
き‐けい【奇経】
東洋医学で、正経とされる十二経の間を縦横に交差して走る八つの経脈。→奇経八脈
きけい‐はちみゃく【奇経八脈】
東洋医学で、正経とされる十二経の間を縦横に走る経脈。陰維脈・陽維脈・陰蹻脈(いんきょうみゃく)・陽蹻脈(ようきょうみゃく)・衝脈・任脈・督脈・帯脈の八つがあり、十二経の連携を密接にしたり気血の流...
きつね‐ごうし【狐格子】
1 妻飾りの一。格子の内側に板を張ったもの。入母屋屋根に用いる。木連(きつ)れ格子。妻格子。 2 縦横の桟を細かく正方形に組んだ格子。
きゅうめい‐さく【救命索】
航海中の船舶で、動揺が激しいときの歩行を助けたり、大波にさらわれるのを防いだりするため、甲板上に縦横に張り渡すロープ。また、救命艇の外周や潜水夫の身体に結びつけるロープ。