あさ‐おりもの【麻織物】
麻糸で織った織物。服地のほか、蚊帳・帆布などにも用いられる。
あさぎ‐じま【浅葱縞】
浅葱色の糸で織った縞の織物。
あさ‐さなだ【麻真田】
マニラ麻の繊維を真田に編んだ織物。婦人帽の材料。
あしかが【足利】
栃木県南西部の市。もと宿場町。足利氏発祥の地で、史跡が多い。中世末以来、絹織物の主要産地。現在は繊維工業のほか、機械・化学工業も盛ん。人口15.4万(2010)。
あしかが‐おり【足利織】
足利市付近で織られる織物の総称。特に銘仙は有名。
あずき‐おり【小豆織(り)】
赤と藍との小さな格子縞の織物。
あぜ‐おり【畦織(り)】
縦糸または横糸に太糸と細糸をまぜて、織り地に高低を表した織物。琥珀(こはく)織・博多織などに用いる。畝(うね)織り。
あっち‐おり【彼方織り】
外国産の織物。特に、唐織物。「—の中幅、前に結び」〈浮・一代男・二〉
あつ‐いた【厚板】
1 厚みのある板。⇔薄板(うすいた)。 2 厚地織物の一。生糸を横糸、練り糸を縦糸として、模様を織り出した絹織物。多く帯地に用いる。厚絹。厚板織り。 3 能装束の一。2の生地や唐織を用いた小袖物...
あつし【厚司/厚子】
《アイヌ語から》 1 オヒョウなどの樹皮を細く裂いて織った布。また、その布で作ったアイヌの衣服。背・袖口・裾に独特の模様を刺繍する。 2 平織りまたは綾織りの厚い木綿織物。紺無地(こんむじ)、ま...