じ‐もん【地紋/地文】
1 織り方の組織や糸使いの変化によって織物の地に織り出した文様。特に、染めや刺繍などの生地の文様についていう。 2 工芸品や証券・新聞などの印刷物で、地の模様。
ジャカード【jacquard】
ジャカード機で織られた紋織物。ジャカード織り。
ジャカード‐き【ジャカード機】
紋織物を織る機械の一。穴をあけた紋紙の操作により、複雑な文様が織り出せる。1804年、フランスのジャカール(J.M.Jacquard)が発明。ジャカール機。
ジャガタラ‐じま【ジャガタラ縞】
江戸時代に、ジャワ島から渡来したという木綿の縞織物。
ジャランダル【Jalandhar】
インド北部、パンジャブ州の都市。デリーの北西約420キロメートル、パキスタンに通じる幹線道路上にある交通の要地。周辺で産する小麦、米、サトウキビなどの集散地。かつて織物業で栄えたが、農産物加工や...
じゅう【絨】
[音]ジュウ(漢) 1 厚い毛織物。「絨毯(じゅうたん)」 2 軟らかい糸。「絨毛」 [難読]天鵞絨(ビロード)
じゅう‐たん【絨毯/絨緞】
床の敷物などに使う厚い毛織物の総称。そのうち、竪機(たてばた)を使った手織りの高級品は緞通(だんつう)とよんで区別し、ふつう、機械織りのものをさす。カーペット。《季 冬》
じゅん‐もう【純毛】
まじりもののない毛糸。また、その毛糸で織った織物。「—のセーター」
じょう‐ふ【上布】
夏の衣服に用いる高級な麻織物。薩摩(さつま)上布・越後上布など。《季 夏》「うち透きて男の肌(はだへ)白—/たかし」
ジラルドゥフ【Żyrardów】
ポーランド中央部の都市。ワルシャワの南西約40キロメートルに位置する。19世紀に織物工場が設立され、工業都市として発展。19世紀から20世紀初頭までの工業団地がそのままの状態で残っている。