おき‐じゃく【置(き)尺】
布地などを下に置いて、物差しをあてがって測ること。⇔持ち尺。
おき‐じょうるり【置(き)浄瑠璃】
所作事浄瑠璃で、踊り手が登場する前に前置きとして演奏する部分。おき。
おき‐す・てる【置(き)捨てる】
[動タ下一][文]おきす・つ[タ下二]そこに置いたまま放っておく。不用なものとして置いて立ち去る。「—・てられた自転車」
おき‐ずきん【置(き)頭巾】
近世、袱紗(ふくさ)の形をした布を二つ折りにして頭にのせたもの。また、丸頭巾のこと。
おき‐ずて【置(き)捨て】
《「おきすて」とも》 1 捨てるつもりで、そのまま置いておくこと。 2 置き去り。
おき‐ずみ【置き墨】
額の髪の生え際やまゆを墨で化粧すること。また、その墨。「眉そりて—こく」〈浮・一代女・一〉
おき‐そ・う【置き添ふ】
[動ハ四]置いてある上に、さらに置き加わる。「草葉こそ—・ふ霜にたへざらめ何にかれゆくやどの人めぞ」〈風雅・冬〉 [動ハ下二]置いてある上に、さらに置き加える。「いとどしく虫の音しげき浅茅生...
おき‐タバコ【置きタバコ】
火のついた状態のタバコを、灰皿などにしばらく置いておくこと。
おき‐だたみ【置(き)畳】
部屋全体に敷き詰めるのではなく、板張りの床の上に部分的に置いて使う畳。
おき‐ちぎ【置(き)千木】
神社建築で、大棟に置かれる形式の千木。→千木