たいがい‐じゅんかん【体外循環】
生体内の血液を体外に誘導し、酸素を付加したり老廃物や代謝産物などを除去したりした後、再び体内に戻すこと。人工心肺・人工腎臓などがある。
たいじ‐じゅんかん【胎児循環】
胎児期の特殊な血液循環の総称。胎児の発育段階に応じて卵黄循環・絨毛膜循環・胎盤循環があり、このうち特に胎盤循環をいう。胎児は、臍帯(さいたい)静脈を通じて胎盤から酸素と栄養を受け取り、体内で生じ...
デトックス【detox】
《detoxificationの略。解毒・浄化の意》体内の有毒物・老廃物を排出すること。健康法の一つとして、健康補助食品や食事法、運動法、入浴法などが紹介されている。
とうせき‐りょうほう【透析療法】
腎不全や尿毒症で老廃物を除去できなくなった場合などに、人工的に透析を行って血液を浄化する治療法。人工腎臓を用いる方法(血液透析)や、腹腔内に灌流(かんりゅう)液を注入し腹膜を通して行う方法(腹膜...
ネフリン【nephrin】
腎臓の糸球体にある濾過(ろか)膜を構成するたんぱく質。 [補説]腎臓は、血液中の老廃物を尿として排出する一方、身体に必要なたんぱく質を尿に出さないようにしている。ネフリンの遺伝子に異常があると、...
のう‐せん【膿栓】
口蓋扁桃(こうがいへんとう)など、扁桃2の表面の穴に溜まる乳白色の塊。体外から進入した細菌やそれを駆除した白血球の残骸・老廃物・食べかすなどの集まりで、強い悪臭を放つ。
はい【廃〔廢〕】
[常用漢字] [音]ハイ(漢) [訓]すたれる すたる 1 くずれて使えなくなる。すたれてだめになる。「廃屋・廃墟(はいきょ)・廃物/朽廃・荒廃・興廃・頽廃(たいはい)・老廃物」 2 不用のもの...
はい‐しゅつ【排出】
[名](スル) 1 内部にある不要の物を外へ押し出すこと。「戸外へガスを—する」 2 生物体が物質代謝の結果生じた不要または有害な物質を体外に排除すること。排泄(はいせつ)。「老廃物を—する」
はいしゅつ‐きかん【排出器官】
体内の老廃物を排出するとともに、体液の浸透圧を一定に保つ役割をする器官。脊椎動物の腎臓、昆虫のマルピーギ管、扁形動物の原腎管など。人間では泌尿(ひにょう)器ともいう。
ぶっしつ‐たいしゃ【物質代謝】
生体内で行われる物質の化学変化の総称。外界から摂取した物質が分解・合成されて自己の構成物質に同化され、やがてエネルギーや老廃物として異化され体外に排出される。物質交代。新陳代謝。代謝。