みみ‐げ【耳毛】
耳に生えている毛。特に、耳の外周や耳の中に生える、見栄えの悪い毛。耳のむだ毛。
みみ‐こすり【耳擦り】
[名](スル) 1 人の耳もとで小声でささやくこと。耳打ち。「下女は暗い中で私に—するように」〈漱石・硝子戸の中〉 2 あてつけを言うこと。あてこすり。「いろいろの—、はしたないこと聞きてはゐぬ...
みみ‐コピ【耳コピ】
《コピは、コピーの略》俗に、楽曲を聞き取ってそのとおりに再現すること。また、その技術。楽器を用いて演奏したり、楽譜に書き取ったりするなど。
みみ‐ごうしゃ【耳巧者】
[名・形動ナリ]耳学問でいろいろなことを知っていること。また、その人や、そのさま。「よろづ上京と下京の違ひありと—なる人のいへり」〈浮・一代女・一〉
みみ‐ごこち【耳心地】
耳にしたときの感じや気分。聞いたときの印象。「—のよい語り口」
みみ‐ざと・い【耳聡い】
[形][文]みみざと・し[ク] 1 聴覚が鋭い。「—・く不審な物音を聞きつける」 2 情報などを聞きつけるのが早い。早耳である。「業界通だけあってさすがに—・い」
みみ‐ざわり【耳触り】
聞いたときの感じ・印象。「—のよい音楽」
みみ‐ざわり【耳障り】
[名・形動]聞いて気にさわったり、不快に感じたりすること。また、そのさま。「—な音」
みみ‐しい【聾/耳癈】
耳が聞こえないこと。「我を—にせんとする如し」〈鴎外訳・即興詩人〉
耳(みみ)順(したが)う年(とし)
《「論語」為政の「六十にして耳順(したが)う」から》60歳。耳順(じじゅん)。