あじゃり【阿闍梨】
《(梵)ācāryaの音写「阿闍梨耶(あじゃりや)」の略。教授・軌範・正行などと訳す》 1 弟子たちの模範となる高僧の敬称。あざり。 2 密教で、修行を完了し、伝法灌頂(でんぽうかんじょう)を受...
あずかり‐どころ【預所】
1 平安末期以後の荘園制で、荘官(しょうかん)の一。領主に代わって下司(げし)・公文(くもん)などの下級荘官を指揮し、年貢徴集や荘地の管理などにあたった職。上司(じょうし)。あずかりしょ。 2 ...
あぜち【按察使】
令外(りょうげ)の官の一。奈良時代、国司の施政や諸国の民情などを巡回視察した官。平安時代には陸奥(むつ)・出羽だけを任地とし、大納言・中納言の名目上の兼職となった。あんさつし。
あそび‐にん【遊び人】
1 定職がなくぶらぶらと暮らしている人。 2 遊興を好み、遊び慣れている人。遊び好き。放蕩者(ほうとうもの)。 3 ばくち打ち。
あそ・ぶ【遊ぶ】
[動バ五(四)] 1 スポーツ・趣味など好きなことをして楽しい時間を過ごす。「野球をして—・ぶ」「よく学び、よく—・べ」 2 何もしないでぶらぶらして時を過ごす。決まった仕事・職がなく暇でいる。...
あっし【私】
[代]一人称の人代名詞。「わたし」のくだけた言い方。男性、特に職人などが多く用いる、いなせな感じの言い方。
あっ‐せん【斡旋】
[名](スル)《「斡」は、まわす意》 1 間に入って双方をうまく取り持つこと。周旋。「職を—する」 2 労働関係調整法による労働争議の解決方法の一。労働委員会が指名した斡旋員が労使間を取りなして...
あっせん‐しゅうわいざい【斡旋収賄罪】
公務員が請託を受け、他の公務員に不正な職務行為の遂行や、するべき職務をしないよう斡旋し、見返りとして賄賂を収受・要求・約束する罪。刑法第197条の4が禁じ、5年以下の懲役に処せられる。
あっせんりとく‐ざい【斡旋利得罪】
公職者(衆議院議員・参議院議員・地方議会議員・地方公共団体の首長)や国会議員の公設秘書が、第三者の依頼を受けて、行政庁の公務員に口利きをし、その見返りに報酬を受け取る罪。あっせん利得処罰法に規定。
あっせんりとく‐しょばつほう【あっせん利得処罰法/斡旋利得処罰法】
《「公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律」の略称》政治家が公務員に口利きをして報酬を得ることを禁じた法律。公職者(衆議院議員・参議院議員・地方議会議員・地方公共団体の首長)...