かた【肩】
1 人の腕が胴体に接続する部分の上部、および、そこから首の付け根にかけての部分。「—をもむ」「—を組む」 2 動物の前肢や翼が胴体に接続する部分の上部。 3 衣服の、1に相当する部分。「—にパッ...
かた‐あがり【肩上(が)り】
書いた文字の右側が上がっていること。⇔肩下がり。
かた‐あき【肩明き】
洋裁で、肩の縫い目線を利用して作ったあき。
かた‐あげ【肩上げ/肩揚げ】
[名](スル)子供の着物を大きめに仕立て、肩山の所で縫い上げて、成長に合わせて裄丈(ゆきたけ)を短くすること。また、その縫い上げた部分。
肩上(かたあ)げが取(と)・れる
成人して、肩上げのない着物を着るようになる。子供が大人と認められる年齢に達する。肩上げが下りる。
肩上(かたあ)げを下(お)ろ・す
1 肩上げをはずして裄(ゆき)を長くする。 2 子供が成人して、肩上げのない着物を着るようになる。
かた‐あて【肩当て/肩宛】
1 物を担ぐとき肩に当てるもの。 2 単(ひとえ)の長着の衿肩まわりや肩の部分を丈夫にするため、肩の裏側につける布。 3 寝るとき肩に当てて冷えるのを防ぐ布。 4 具足の肩上(わたがみ)の下の襟...
かた‐いき【片息/肩息】
絶え絶えな息づかい。ひどく苦しそうな息。「—をついて横たわっている」
かた‐いれ【肩入れ】
[名](スル) 1 ひいきすること。力を貸すこと。支援。「地元のチームに—する」 2 着物の肩の部分を別の布で、はぎ合わせること。また、その布。肩当て。
かたいれ‐ぼうこう【肩入れ奉公】
江戸時代、奉公人がのれんを分けてもらったのちも、恩返しに、もとの主人の家の用を手伝うこと。