かたごしのこいびと【肩ごしの恋人】
唯川恵の恋愛小説。平成13年(2001)刊行。同年、第126回直木賞受賞。平成19年(2007)テレビドラマ化。
かた‐さがり【肩下(が)り】
書いた文字の右側が下がっていること。また、そのような文字。⇔肩上がり。
かた‐さき【肩先】
肩の、腕と接する辺り。肩口(かたぐち)。
かた‐じるし【肩章】
「けんしょう(肩章)」に同じ。「勲章、—、女服の飾などを」〈鴎外・文づかひ〉
かた‐じろ【肩白】
鎧(よろい)の威毛(おどしげ)の一つで、肩取(かたどり)威の一。袖の上段、立挙(たてあげ)や錏(しころ)の上段を白色で、他を別の色で威したもの。
かた・す【肩す】
[動サ変]駕籠(かご)かきが、駕籠の棒を息杖(いきづえ)で支えて肩を休める。「先へ急ぐは駕籠の足、せめて—・して止めもせず」〈浄・寿の門松〉
かた‐すかし【肩透かし】
1 相撲のきまり手の一。差し手を浅く相手のわきに引っかけ、手前へ引きながら体を開き、一方の手で相手の肩をたたいて前へはわせるもの。 2 意気込んで向かってくる相手の勢いをうまくそらすこと。「—を...
かた‐すそ【肩裾】
着物の、帯で隠れる部分を白地のまま残し、肩と裾の部分にだけ模様をつけたもの。肩裾模様。
かた‐すべり【肩辷り】
単(ひとえ)の羽織や洋服の肩の部分に、滑りをよくするためにつける裏布。
かた‐たたき【肩叩き】
[名](スル) 1 凝りなどをほぐすために、肩をたたくこと。また、その道具。 2 相手の肩を軽くたたいて、頼んだり勧めたりすること。特に、退職勧告をすること。