もじ‐ばり【綟張り】
歌舞伎の大道具で、一部に紗(しゃ)を張って、後ろの背景や俳優などがかすんで見えるようにしたもの。背後から徐々に照明を当てるとしだいに見えてくるので、亡霊の出現などに用いる。
もの‐じたい【物自体】
《(ドイツ)Ding an sich》カント哲学で、感官を触発して表象を生じさせることによって、われわれに現れた限りでの対象(現象)の認識を得させる起源となるが、それ自体は不可知であるもの。現象...
もろ‐ぬきで【諸抜(き)手】
日本泳法の一。足をあおりながら、両手を同時に背後から抜き、前方の水をかいて進むもの。
やくい‐もん【薬医門】
2本の本柱の背後だけに控え柱を立て、切妻屋根をかけた門。
やま‐だい【山台】
1 歌舞伎の大道具の一。役者が舞台上で腰掛けるのに使う高さ1尺4寸(約42センチ)くらいの台。 2 歌舞伎の大道具の一。常磐津(ときわず)節・清元節などの浄瑠璃連中が出語りのときに座る台。また、...
よじり‐ふどう【捩り不動】
背後の火炎の燃えるようすをよじったように表した不動明王像。
らいごう‐ばしら【来迎柱】
仏堂で、須弥壇(しゅみだん)の背後にある来迎壁とよぶ壁の左右両端に立つ円柱。
リアプロジェクション‐テレビ【rear-projection television】
スクリーンの背後から映像を拡大投影するプロジェクションテレビ。ホームシアターなどに用いられる。背面投射型テレビ。リアプロ。
レインボー‐たき【レインボー滝】
《Rainbow Falls》ハワイ島東部の都市ヒロにある滝。ヒロ湾に注ぐワイルク川の上流に位置し、高さ約20メートル。水量が多く、早朝によく虹がかかることで知られる。背後の洞窟には女神ヒナが住...
ろっこう‐さんち【六甲山地】
兵庫県南東部、神戸市市街地の背後に東西に広がる山地。西の須磨・塩屋海岸から東の武庫(むこ)川西岸の宝塚にかけて東西30キロメートル、南北8キロメートルにわたる。最高峰は六甲山で、ほかに摩耶山・再...