たい‐ちゅう【胎中】
女性のはらのなか。胎内。
たい‐ど【胎土】
陶磁器の本体を形づくる粘土。
たい‐どう【胎動】
[名](スル) 1 母胎内で胎児が動くこと。妊娠5か月過ぎから感じるようになる。 2 新しい物事が、内部で動き始めること。また、内部の動きが表面化し始めること。「独立の気運が—する」
たい‐どく【胎毒】
乳幼児の頭や顔にできる皮膚病の俗称。母体内で受けた毒が原因と思われていた。現代医学では、脂漏性湿疹(しっしん)、急性湿疹、膿痂疹(のうかしん)性湿疹などをいう。
たいない【胎内】
新潟県北東部、飯豊(いいで)山地から発する胎内川流域を占める市。チューリップの球根栽培が盛ん。平成17年(2005)9月に中条町・黒川村が合併して成立。人口3.1万(2010)。
たい‐ない【胎内】
1 妊娠した母親の子宮の中。胎中。 2 像の内部。特に、仏像の内部。「—仏」
たいない‐かんせん【胎内感染】
母子感染の一つ。胎児が母親の子宮内で細菌やウイルスに感染すること。
たいない‐くぐり【胎内潜り】
1 仏像の胎内や洞穴などをくぐり抜けること。生まれ替わりの信仰による民間習俗。 2 人がやっとくぐれるほどの洞穴や石室・雪洞。
たいない‐し【胎内市】
⇒胎内
たいないひばく‐しゃ【胎内被爆者】
広島・長崎に原爆が投下されたときに、母親の胎内で被爆した人のこと。胎児被爆者。→被爆者