だい‐びょうし【大拍子】
1 里神楽などに用いる打楽器の一種で、締め太鼓の胴の長いもの。細桴(ほそばち)で一方の皮を打つ。 2 歌舞伎の下座音楽で、1のほか、大太鼓と篠笛(しのぶえ)あるいは能管が入る鳴り物。神社の場面な...
ダックスフント【(ドイツ)Dachshund】
犬の一品種。ドイツの原産。胴が長く四肢が短い。元来はアナグマ猟の猟犬。
ダブリュー【W/w】
1 英語のアルファベットの第23字。 2 〈W〉《west》西を示す記号。 3 〈W〉《woman》女性を表す略号。⇔M。 4 〈W〉《(ドイツ)Wolfram》タングステンの元素記号。 5 〈...
ダマル【ḍamaru】
1 インドおよびチベットの振鼓(ふりつづみ)。砂時計形の胴をもつ両面太鼓で、胴にひもを巻いてその先を垂らし、振ることによってひもの端の小球が膜面を打つ。→振鼓 2 インド北部のカシミールやパキス...
ダム‐ニャン【(チベット)dram snyan】
チベットのロングリュート型撥弦(はつげん)楽器。羊皮または蛇皮を張った小さな胴と、付け根が稜角(りょうかく)形に両側に突き出した棹(さお)からなり、小さな義甲(ぎこう)を用いて奏する。
ちくら【筑羅/舳】
《日本と朝鮮半島との境にある巨済島の古称「涜盧(とくら)」の音変化とも、「筑」は筑紫、「羅」は新羅(しらぎ)のことともいう》日本とも中国ともつかないこと。どっちつかず。筑羅が沖。「頭は日本、胴は...
チター【(ドイツ)Zither】
《「ツィター」とも》オーストリア・南ドイツ地方に伝わる撥弦楽器。木製の平らな共鳴胴の上に5本の旋律弦と30本以上の伴奏弦を張り、指または指にはめた爪(つめ)で弦をはじいて音を出す。
ちゃ‐がま【茶釜】
茶の湯または茶を煮出すのに使う釜。多く鉄製で、上部がつぼまって口が狭い。胴のまわりに、鍔(つば)(羽)のある羽釜(はがま)や細い1本の筋目のついた羽落(はお)ちの釜などがある。
チャケー【(タイ)càkhê】
タイのチター型撥弦(はつげん)楽器。全長約130センチのスプーン形の箱胴に5本の短い脚があり、11本のフレットをもつ。絹弦2本と金属弦1本を張って、義甲(ぎこう)で奏する。
チャランゴ【(スペイン)charango】
南アメリカのアンデス地方の民族楽器。リュート属の弦楽器で、胴はアルマジロの甲羅で作る。